漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ

The Kanpo Reborn 島田 淑子さんの健康法

The Kanpo Reborn のモデルをお願いした 島田淑子さんの健康法をご紹介します。

島田先生流 (600x800) (2).jpg
日本かっさ協会会長・東洋医学ライフクリエイティブ協会会長
島田 淑子さん


簡単な自己紹介と今の自分を教えてください

鍼灸師・美容師・国際中薬前師・調理師
日本かっさ協会会長。東洋医学クリエイティブ協会会長

日本かっさの第一人者
日本で初めてのかっさ書籍『かっさマッサージ』《KKベストセラーズ)を出版、
『魔法のかっさプレート』(永岡書店)は17万部のベストセラーに。

現在はかっさの他に発酵・低糖質・薬膳を使った食事法を提案し
北鎌倉「気流Labo」にて東洋医学を柱とした健康・美容・食などの
研究やセミナー活動を行っている。

 
                             私の健康法(美容法) Sumiko Shimada
            
私が中国の東洋医学の治療法の1つである「刮痧」を
日本で「かっさ」と呼んで紹介してから10年が過ぎました。

10年以上、毎日自分のお顔にかっさを行ってきて
「無駄なものがつかなくなった」と実感しています。
また最近では年なりに老眼が始まっていますが、
かっさは目のためにもとてもいいツールです。

かっさセラピストであり鍼灸師であるので、
外側からのアプローチでみなさんの美容と健康を守っていますが、
やはり外側からだけでは何か足りない気がずっとしていました。

そんな中、自分自身が45歳になった時に「来たか、更年期!」
のような症状に悩まされるようになりました。
具体的には倦怠感、目の痛み、浮腫みなどで、
その頃は玄米中心で野菜と魚という食事をしていましたが、
食事で体調を立て直そうと3食チキンと玄米を食べれば食べるほど
体調は悪くなり、浮腫みもひどくなって、ついには去年の夏に履けていたパンツが
履けないほどになってしまいました。

その時に食事を抜本的に見直そうと思って出会ったのが
「低糖質(糖質オフ)」と「発酵」です。

まずは主食を抜く食事を2週間きっちりやってみたところ、
どんどん余分な水が抜けて、なんと1週間目には
履けなくなっていたパンツが履けるようになってしまったんです。

もともと身体に水を溜め込みやすい「水毒」タイプで、この水との戦いは
一生のライフワークだとさえ思っていたのに,あっさり1週間で改善!

倦怠感や夕方の低血糖症状も改善して、
この時からゆるゆるとですが低糖質の食生活を心がけています。
また同時期に始めた発酵も今ではハムやベーコンを無添加で発酵させて
つくれるようになったりと楽しんで取り入れています。

東洋医学が専門なのでもちろん薬膳は大切なものとして
勉強もしましたが、東洋医学的な診たてのスキルが必要なので、
一般の方々が生活にすぐ取り入れるには少し難しいのかな 
と思っています。

また腸内環境が悪く栄養が取りこめない人は
低糖質がすぐにはスタートできない場合もあることもわかってきたので
今では発酵を食の入り口にして、段階的に低糖質を取り入れていただくよう
指導をしています。
 
外側からも内側からも美しく、健康に。

東洋医学を柱にした暮らしの提案で
これからもみなさまのお役に立てたら嬉しいです。

img071 (480x340).jpg



 

過去の記事

全て見る