漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ
世界で最も長生きしたペンギンの話
こんにちはばらの咲く 漢方薬局 桃仁です。
昨年から、4回ほど 「酵素カフェ」を開催していますが、その中で、ペンギンのギン吉の話をしています。
今朝、NHK 「あさイチ」で、長崎のペンギン水族館が紹介され、世界一長生きしたペンギンとして、ギン吉が紹介されていました。
長崎ペンギン水族館で、ギン吉は、はく製にされて飾られていました。
なぜ、ペンギンのギン吉が、長生きだったかというと、それは、その食習慣にありました。
簡単に言うと、1週間に1度断食をしていたのです。
この水族館では、他の水族館と同じような餌をペンギンたちに与えていますが、1週間に1度の断食で、他の水族館と比べると、ペンギンたちがずっと長生きをしているのです。
ギン吉は、ペンギンの寿命が20歳くらいと言われている中、39年9か月もペンギン水族館で飼育されていたのです。
なぜ、断食が良かったと言うと・・・・・
体内には、消化酵素と代謝酵素がありますが、消化酵素と代謝酵素は、密接な関係があり、消化酵素を使いすぎてしまうと、代謝酵素が働かなくなります。
代謝酵素とは、身体の中を修復したり、代謝を上げたり、解毒したり、また、運動、呼吸、脳での思考など生きていくために必要なことに関わっています。
食事をすると、消化吸収のために消化酵素が使われますが、食べ過ぎは、消化酵素の浪費になり、代謝酵素が働けなくなってしまうのです。
野生の動物は、病気の時は、ものを食べずに身体の修復をすると言われています。代謝酵素を目いっぱい働かせるのです。
今は、飽食の時代。食べ過ぎがもたらす体への悪影響を考えなくてはいけません。消化酵素ばっかり働かせないで、代謝酵素を働かせましょうね。
ギン吉のように、たまに断食も良いですよ。