漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ

まぶたの悩み、はれ、むくみ、など

今週のNHKあさイチで放送されたちょっと気になる 「まぶたスペシャル」、まとめてみました。

まぶたは、朝起きたら腫れていたり、年齢が上がるとたるんできたり、
三角のしわができたりと悩みは尽きないけれども、その中には、思いがけない病気が隠れていることもあるようです。

朝のまぶたの腫れ、むくみは、リンパの流れが関係しているようです。
腫れぼったさの正体は、細胞と細胞の間の水で、血管に戻り、余った水はリンパ管が回収するのですが、
水の回収がうまくいかないと腫れぼったくなってしまいます。

リンパは重力により高いところから低いところに流れるので、枕を高くして流れを作ってあげる事が必要です。
その時の注意点としては、首から肩にかけて、なだらかなスロープを作ることがポイントになります。
頭だけ高くすると、首が圧迫されてリンパの流れも悪くなり、逆効果なので気を付けましょう。

次にリンパを流すための呼吸についてですが、リンパを流すためには、腹式呼吸が必要なので、
うつぶせに寝ると、腹式呼吸がうまくできません。
リンパには、心臓のようなポンプ作用がないので、リンパの溜まる場所(横隔膜の近く)が、
腹式呼吸で横隔膜を動かすことにより、流れを良くするからです。

また、腫れぼったさを解消する方法として、蒸しタオルを顔に当てて、優しくマッサージすることも有効です。
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また、まぶたが原因で起こる 肩こり、頭痛があり、腱膜性眼精下垂症という病気です。
まぶたの筋肉が使えなくなると、おでこや眉間の筋肉でまぶたを動かすことになります。
そうすると、四六時中筋肉が緊張しているので、頭痛、肩こりなどを起こすそうです。

この病気は、加齢、ハードコンタクトレンズ使用、眼をこする ことが原因で、
症状としては、視野が狭くなったり、目が小さくなったり、眉毛の位置が高くなったり、
眉間やおでこにシワが出来たり、頭痛、肩こりなどがあげられます。

最近注目されているまぶたの病気としては、眼けんけいれんもあげられます。
目が開けられないとか、眼が乾く、まぶしい、まばたきが増える、まぶたが自然に閉じるなどの症状があります。

治療としては、脳神経の異常な興奮を抑えるため、ボツリヌス毒素注射が有効だそうです。
保険適用で、効果は3~4か月続くそうです。

気になる症状があったら、一度眼科での診察を・・・・

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