漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ

ベビ待ち、基本検査とは

赤ちゃんを望みながら、なかなかこうのとりが赤ちゃんを運んできてくれないgawk
そんな時に、先ず、病院で受ける基本検査について お話します。
          1.基礎体温測定 (各自個人で行う)
          2.一般精液検査
          3.ヒューナーテスト
          4.頸管粘液検査
          5.子宮卵管造影
          6.経膣超音波診断       大体こんな検査をします。

1.基礎体温測定
 基礎体温は、安静時の体温で、卵巣の状態を知る目安になります。
 朝目覚めた時に、動く前に婦人体温計を口中に入れ測定します。
 これをグラフで表すと、ほぼ2週間の低温期と高温期が見られるのが、
 理想的な排卵周期と言われていますが、低温期と高温期の2相性が見られ、低温相と高温相で、
 0.3℃~の差が見られます。
基礎体温 (268x188).jpg
 これは、病院に行く前3か月分ほど用意しておいた方が、受診もスムーズです。
 婦人体温計と基礎体温記録ノートで、3000円位(婦人体温計の性能にもよりますが・・・)

2.一般精液検査
 基本的には、精子濃度、運動率、精子奇形率、白血球数を調べます。
 不妊原因の半数は、男性側にあるとも言われるので、男性不妊の原因を知る重要な検査になります。
 検査は、2~3回行われます。費用は、2000円位~

3.ヒューナーテスト
 
排卵日近くの早朝に夫婦関係を持ち、数時間以内に病院で、頸管粘液中の精子の侵入状態をみる検査です。
 多数の運動性の良い精子が膣内に射精されても、子宮腔の中に侵入できないこともあり、
 これでは妊娠は望めません。
 また、免疫性不妊のスクーリングとしても有効です。
 費用は、1回1000円~3000円位。
 
4.
頸管粘液検査
 排卵期に外子宮口から注射器で吸引して、子宮頸管粘液の量、透明度、牽糸性を測定します。
 子宮頸管粘液は、精子を子宮に取り込む働きがあります。
 頸管粘液が十分に出ているかや、排卵日を予測できます。
 費用は、300円~位

5.子宮卵管造影
 月経直後に行うⅩ線の検査で、造影剤を注入して、子宮腔の形や疎通性をみます。
 検査をしたことで卵管が通り、妊娠しやすくなることもあります。
 卵管閉塞や癒着、子宮の大きさや形状、子宮奇形などもわかる検査です。
 費用は、6000円~位。

6.
経膣超音波診断
 超音波断層診断で、子宮や卵巣の状態をみます。
 卵巣内の卵胞の発育程度を知ることができ、排卵日を正しく診断できます。
 また、子宮内膜の状態を知ることができます。
 子宮筋腫や卵巣嚢腫も発見できます。
 費用は、2000円~位



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