漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ
生活不活発病について
今朝11月2日のNHKのあさイチで放送された 生活不活発病。
読んで字のごとく、生活が不活発になることで、引き起こされる病気ということです。
若い方からお年寄りまで、広く起こりえる病気ですが、高齢者においては回復が難しいために、特に問題になります。
「動きにくい」から、「動かない」、そして、「動けない」 に進んでいく、生活不活発病。
災害を契機として起こる生活不活発病や、高齢者に起こる生活不活発病などが、特に問題になっているようです。
今日の話題は、最近家事をあまりしなくなった高齢者についてでした。
年を取ると、ついつい億劫になってしなくなり、家事をしないことで動きが少なくなり、そして動かなくなることで、最終的には動けなくなる。
この悪のスパイラルから抜け出すために、その方の興味のあることを見つけ出し、楽しく過ごすことにより、出かけるようになったり、動くようになったり、また、家事がしやすい家具や家事道具のレイアウトだったり、ちょっとした工夫でした。
私も、以前に比べ、家事や外出など少なくなくなった母を心配していたので、興味深くテレビを見ていました。
年を取れば、動きが少なくなるのは当然ですが、楽しい事、興味あることを続けてもらうような環境作りが大切だと実感しました。