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漢方薬局 桃仁の薬草魔女ブログ
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かゆみのご相談
若いお嬢様のご相談を受けました。(お母様から)
就職し、家から離れて暮らしているということで、ご本人の状態を確認することはできませんでしたが、
小さい頃からアトピー、アレルギー体質ということや、お母様の話から、体質を判断し、2種類の漢方薬で
様子を見てもらうことにしました。
1か月ほどで、乳首から膿が出ていたのもなくなり、下着が汚れなくなったと喜ばれました。
デリケートゾーンのかゆみもひどかったようですが、ステロイドの塗り薬も、使わなくなったそうです。
乳首やデリケートゾーンなどのかゆみを訴える方がいらっしゃいますが、なかなか病院にも行けず、
自己判断で、症状を悪くする方もいらっしゃいますので、お困りの時は、ご相談ください。
カテゴリ:
(漢方薬局 桃仁) 2016年4月22日 18:32
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同じカテゴリの記事
魔女は薬剤師だったのかも
世界を各地を旅する気分で、各地のお茶を飲み ブログを更新しています。
今日は、ドイツ ローテンブルグに想いを馳せて。
ローテンブルグは、ロマンティク街道沿いの中世の街で、
色とりどりの建物と石畳の街並みは、まるで絵本の世界だそうです。
いただくお茶は、「キケリキー」レモングラス、ペパーミントの爽やかなハーブティーです。
昔からドイツには、強い憧れがありました。
ドイツの黒い森や魔女のお話、環境に配慮した生活を送っている事も魅力です。
10月になると、漢方薬局 桃仁の入り口にも魔女が登場します。
漢方薬局に魔女?と驚かれる方も多いかもしれませんが、
魔女は薬剤師の起源とも言われます。
大きな黒い鍋の中には薬草や昆虫、動物なども入って煎じているイラストもありますね。
あれを見ると、漢方薬と同じだと思います。
漢方薬の生薬には、植物はもちろん、鉱物、昆虫、爬虫類、動物などがあります。
今日、私が美肌のために服用した漢方薬は、
枸杞の実、亀の甲板、鹿の角、朝鮮人参が入っています。
魔女の鍋の中に入っていそうですよね。
(漢方薬局 桃仁) 2021年10月 1日 20:54
脳トレに効果のある生薬のこと、認知症予防を考える
夏休みでブログをお休みしてしまいましたが、今日はルーマニア、カロタセグ地方へ。
ハンガリー国鏡にほど近いカロタセグ地方では、イーラーショシュと呼ばれる伝統刺繍が受け継がれているそうです。
蜂蜜に漬け込んだフルーツのお茶ネプチューンは、まろやかなお茶です。
ティーカップを刺繍したタペストリーの前で、写真を撮ってみました。
この刺繍は、母が2年前、我が家に1週間ほど滞在した時に作ったものです。
脳トレには最高と思い、かわいい図案を探してその後も刺繍を続けてもらい
お店の壁に飾り「90歳の刺繍展」を開催したいと思っていました。
しかし、昨年のコロナ感染が騒がれる頃から、針を持つ事をしなくなり
また刺繍を再開させようとしても、「もう出来ないから…」を繰り返すばかりでした。
そんな老いていく母を見て、もう無理なのかしら?また刺繍をやらせたい。と
健脳生薬と言われる、脳を活性化する事ができる生薬を服用させ
もう一度、針を持たせてみました。
そうすると、母は2年前に戻った様に、楽しそうに刺繍を始めたのです。
2年前と変わることなく丁寧に楽しそうに刺繍をする姿を見て
改めて脳を活性させる生薬の凄さに驚いています。
健脳生薬って何だろう?と疑問に思う方に…
人間の脳(大脳)は 数百億個の神経細胞でできていて、
その神経細胞の誕生や生存、成長に関わっているのが
神経栄養因子(NGFやBDNFなど)です。
脳の働きを活発化するためには、
脳神経細胞の保護(NGFやBDNF産生促進)や血流を改善することが大切です。
①脳神経細胞保護(NGF-BDNF産生促進)
20歳を超えると毎日10万個の脳神経細胞が死んでいくと言われ、この脳神経細胞を保護する事が
脳の老化を防ぐ第一歩です。
②脳血流改善
脳の血液循環を正常に保ち、十分な酸素や栄養素を与えることも必要で、大脳皮質や海馬の血流
量が不足すると物忘れしやすくなったり、集中力が低下すると言われます。
③鎮静
精神状態を整えて興奮を抑え、心を落ち着かせることで集中力を高めます。
④滋養強壮
全身の疲れを取ると、脳の働きも良くなります。
脳の働きをよくする代表的な生薬は、
羚羊角、遠志、沈香、サフラン、紅参、真珠、龍脳 などいろいろあります。
この力は、高齢化が進む時代の救世主になるかもしれませんね。
(2019年9月) (2021年8月)
(*参考 救心製薬 健康の強化書 健脳生薬)
(漢方薬局 桃仁) 2021年8月18日 18:06
大きなお腹の妊婦さん、ベビー誕生までもう少し
今日は7日目。
選んだお茶は、滋賀県 信楽の熟成ほうじ茶です。
信楽は、信楽焼の町で、たぬきの愛嬌たっぷりの置物は有名ですよね。
今日は、来月出産予定のプレママさんが、大きなお腹を抱えて出産前の相談に来店されました。
不妊相談の方が、妊娠され、無事出産されるまでのサポートが私の仕事です。
大きなお腹は、幸せの象徴ですね。
この大きなお腹では、双子ちゃんが、出産の日を待っています。
実は私も双子で、片割れの妹も薬剤師です。
このベビーちゃんたちは、なんと私の誕生日頃が予定日です。
以前、5回目の胚移植後に不妊相談にいらした方がいました。
その方は「今回もダメだと思う。」と意気消沈していました。
漢方薬と食事指導、特にストレス軽減のアドバイスを続けました。
その方は、双子が欲しいとの希望でしたので、
双子のお姫様の名前がついたバラをプレゼントしたり
双子の私から双子パワーを送っていました。
漢方薬局 桃仁に通って頂き、4ヶ月が過ぎた妊娠判定の日
その方は、病院から一番初めに 私に妊娠の連絡をくださいました。
「希望の双子ちゃんではないけれど、すごく嬉しい」と涙ぐんでいたことを思い出します。
それが、なんと次の診察日に、「双子ですよ」とドクターから告げられ、
興奮して私に連絡をくださいました。
「やっぱり、先生は、魔女だと思う」と…
魔女は、薬剤師の起源などと言われることから、
ブログには、私たち双子の薬剤師を 「東の魔女と西の魔女」として紹介させていただいていますが
私の力で、双子になった訳ではないでしょうが、ちょっと、ワクワクしました。
そして、今日のプレママさんからも、妊娠の報告を頂き暫くしてから、相談があると言われ
妊婦検診で通っていた病院が、大きな総合病院に変わったので、
どうしたのかしら?と気になりながら、来店をお待ちした日
「実は、双子だったんです。だから〇〇病院に転院になりました。」と告げられました。
「お腹のベビーは双子だし、先生のお誕生日頃が予定日なんて、
「先生は、やっぱり魔女です。」と言われたことがありました。
これからも、漢方薬局 桃仁では、双子の出産が続くのでしょうか?
そんなことが続いたら……私は、魔女⁇
さて、来月、私の誕生日に生まれてくるかしら?
わくわくしながら、双子ちゃんの誕生を待ちますね。
(漢方薬局 桃仁) 2021年8月11日 18:18
医は仁術と教えてくれた父のこと
今日は、台湾の台中、茶葉にお湯を足しながら、一煎目、二煎目、三煎目と 白桃烏龍茶を味わっています。
甘い桃の香りのするお茶をいただきながら、父のこと思い出して書いています。
茶器は、中国茶を楽しむ 桃の模様を選びました。
桃は、桃仁の名前にもありますが、私が店名を桃仁にしたのは、父の想いを引き継いでいこうと思ったからです。
父は、患者さん思いの優しい医師でした。
もともと、病弱な父は、病の辛さも良くわかっていたのでしょう。
患者さんの病気だけを見るのではなく、その人を一人の人間としてみる医者でした。
私に良く語っていたことは、
「医者は大したことはできないんだよ。ただその患者さんが治ろうとする力に手を貸してあげるだけなんだよ。」
また、重病の患者さんを診察することが多かった父は、
「医者は、その人にとって人生で一番最後に出会う人になるかもしれない。だから、人格者でなくてはね・・・」と
私に教えてくれました。
父が亡くなった日、父が務めていた総合病院では、
患者さんたちが、「先生が帰ってきた。先生の足音が聞こえた。」とざわめいたそうです。
父は、革靴をキュッキュと鳴らして歩く癖がありました。
父が亡くなった朝、病院内には父の靴音が響いたのでしょうか?
父のお葬式の時も、ひとつのお寺には入れきれず、2か所のお寺で行われたのですが、
それでも、父を思い、手を合わせる人が、何処からか次々とやって来ました。
こんなお葬式は見たことがないとも言われました。
そんな父は、仁に厚い 「仁厚院○○○」と父らしい戒名をつけて頂きました。
我が家には、「医は仁術なり」の額がかけられていて、
小さい頃から、仁の字はなじみ深いものでもありました。
「仁」の字が入った生薬、「桃仁」を店名にしたのは、
父のように 患者さん、その人をしっかり見ていきたい。という想いからでした。
父が亡くなった日も、今日のように暑い暑い日でした。
(漢方薬局 桃仁) 2021年8月10日 11:25
長年、細菌、ウイルスと戦ってきた東洋医学
世界各地のお茶を片手に、世界中を旅する気分で、ブログを書いています。
今日は5日目。
選んだお茶は、緑茶にベリーを加えた日本のお茶です。
パッケージには、TOKIOと書いてあります。
東京、そう、東京オリンピック!先程、閉会式が終わりました。
いろいろありましたね。
コロナ感染で、延期になり、ギリギリまで、本当に開催するのだろうかと 多くの方が心配したり、疑問に思ったり・・・
感染者数は、残念ながら増えてしまいましたが、選手の方々が日本を代表して、本当に頑張ってくださいました。
選手の皆さま、関係者の皆さま、そして、医療従事者の皆さま、
ありがとうございました。お疲れさまでした。
今日は、コロナウイルスについて、東洋医学の物差しで見たら・・・
ということを書いてみたいと思います。
大昔から、人類は、細菌やウイルスと戦ってきました。
過去にも、様々な感染症がありました。
その歴史を遡ってみてみますと、人類は、ワクチン接種者や、治療を受けた者だけが、生き残ってきたのではないことがわかります。
(*ワクチン接種を否定しているわけではありません)
ウイルスに接触し、重症化する人、しない人がいるのは、
やはり、個々の身体に答えがあるのでしょう。
ワクチンは、獲得免疫の考えですが、
私たちの身体は、獲得免疫だけでなく、自然免疫の力も備えています。
感染したとしても、自然免疫の力で身体を守ってくれるのです。
また、粘膜免疫がしっかりしていれば、感染することもないのです。
免疫のお話は、長くなりますので、またの機会にしますね。
東洋医学には「虛に乗じて邪が入る」という言葉があります。
身体が弱ければ、邪(細菌、ウイルスなど)が、身体の中に入ってしまいます。
(*邪は、細菌やウイルスだけではありませんが…)
邪に負けない身体作り、免疫力と言っても良いと思います。
では、免疫力を高めるにはどうすべきなのか?
それには、腸内環境が大きく関わっていることは医学的にも証明されています。
それを考えますと、やはり食事は大きなポイントになりますね。
身体に必要な食事とは何か?では実際どうすべきなのか?、と問われたら
添加物の多い食事、微生物の力が生かされていない食事、生命のない食事、季節のない食事・・・
それらを見直ししていくことが大切になってくるのではないでしょうか?
東洋医学は、人間は自然の一部であり、身体の中にも自然があると考えます。
季節の野菜や魚介類、そして、微生物の力を生かした発酵食品を利用していくことの意義が見えてきます。
また、動物から命をいただくことに感謝し、その命を生かしていきたいものですね。
ウイルスを避けるだけではなく、ウイルスに負けない身体作りを
この機会にもう一度考えてみませんか?
(漢方薬局 桃仁) 2021年8月 7日 17:54